身体の異常は必ず身体の形や動きに現れます。あなたの身体の形や可動域を検査して、身体の壊れ方を見ます。
症状があるということは必ずどこかが壊れていますので、それを見つけます。
骨格を支えて身体の動きや形を作っているのは、筋肉の働きによるものです。
身体の壊れは、筋肉が正しく働いていないことで起こります。
緊張が続いている筋肉を緩め、また逆に力が入りにくい筋肉に緊張する力を取り戻させます。
従来の整体と異なり、関節をボキボキ動かしたり筋肉をいたずらにマッサージすることはしません。
軽い刺激で筋肉を調整する手技ですので、痛みは全くありません。
筋肉の調整方法は、西洋医学の解剖学に基づいています。
したがって、経絡(ツボ)や気功という考え方は一切ありません。
整体というと東洋医学のイメージをお持ちだと思いますが、西洋医学に立脚した療法です。
ただし道具や薬を使うのではなく、自律神経に働きかけることで筋肉を調整します。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、それぞれ拮抗的な働きをしています。
・交感神経優位 → 興奮 → 心拍数が増え血圧は上昇し、筋肉は緊張する
・副交感神経優位 → 回復 → 心拍数も血圧も下がり、筋肉は弛緩する
自律神経は別名「生命神経」「植物神経」とも呼ばれ、自分の意志では動かすことはできませんが、呼吸によってコントロールすることができます。
血圧測定のときに血圧が高めの人は「大きく深呼吸して」と言われたことがあるでしょう。
呼吸を利用することで、自律神経に働きかけることができるのです。
ボキボキしたりグイグイ押したりする従来の整体とは全く異なります。
もしもこれまでに色々な整体をお試の方でしたら、先ずは刺激の軽さに驚かれると思います。
そして自律神経を通して筋肉を調整しますので、効果がはっきりと現れます。
ご自身の身体の形の変化を実感していただけると思います。