先月、帯状疱疹に罹りました。
なんと頭にできました。
最初、頭痛が数日続きました。
ただし、このときはちょうど肩から首が筋肉痛だったので、緊張型の頭痛だろうと思っていました。
ところが、数日経って筋肉痛は無くなったのに頭痛はだんだんとひどくなってきました。
これは脳外科に行ってMRIでも撮ってもらった方がいいかなと思っていたところ、だんだんと痛みが頭の中から表層へ移り、そうこうしているうちに発疹ができ破れて水が出てきました。
これは脳外科じゃなくて皮膚科だ!と思い、皮膚科で診察を受けたところ、帯状疱疹と診断されました。
皮膚科へ行った頃、痛みはピークで夜も寝られないほどでした。
会社へ行っても仕事にならないので、さすがに休みました。
これまでいろんな怪我や手術をしましたが、そのどれよりも痛い!
帯状疱疹は痛いよと聞いてはいましたが、本当に痛い!
こんなに痛いものなんだと実感しました。
帯状疱疹は、子供のころにかかった水痘(みずぼうそう)のウイルスが神経節中に潜んでおり、ストレスなどにより免疫力が低下すると、ウイルスが再活性化して帯状疱疹になるそうです。
ところが、実は再活性化のメカニズムは医学的に分かっていないそうです。
と言うことは・・・例によって医学的に原因不明の原因はすべて「ストレス!」ということで、帯状疱疹の原因もストレスとなっているようです。
と言うのは、私の場合ここ半年ほど全くストレスのない健全な生活を送っており、今回の発症は本当に“青天の霹靂(へきれき)”だったのです。
むしろ、いま巷で妊婦の水痘が話題になっていますが、ひょっとしたら そちらの方が何か関係があるのかも・・・?。
ストレスという言葉自体 非常にあいまいに使われており、やはり病気では「原因はストレス」=(イコール)「原因不明」と思ってよさそうです。
「『ためしてガッテン』の功罪(3)」にも同様のことを書いていますので、ご参考に。
診察で痛みがひどいことを訴えると、ブロック注射をしましょうと言われました。 神経ブロック注射はさまざまな弊害があることを知っていましたので、すぐさま「やめてください!」と言って断りました。 と同時に、ほとんど説明もなく いきなりブロック注射を勧められるとはびっくりしました。
頭の場合だと星状神経節ブロックになるはずで、首に注射をします。
当然 危険を伴いますし、喉や目などへのいろいろな副作用もあります。
何も知らない患者さんだったら、そのままブロック注射をされていたかと思うとぞっとします。
ちゃんとした公立病院の皮膚科に行ったにもかかわらず、医療というのは怖いなと改めて感じました。